自主監理になりました
あれからも図面が間違っていたり、段取りが悪くて現場が困ってしまいことが続出してしまいました。外壁や屋根屋も古くて間違った図面しかもらっていなくて、現場に来てから足りないものがいっぱい判明しました。大工はもう建築家とは口を利かないという始末。図面は間違っている、現場との意思疎通はできない、ということでOさんとはすったもんだした挙句、監理を外れてもらうことにしました。図面もずさんでそのままでは家が建たないので実施設計分も清算してもらわなければなりません。
とはいえ上棟まで済ませた家。とりあえず屋根や柱は建っているのですから、現場合わせで大工主導で作っていってもらうことになりました。元請けがいないので、業者の段取りは自分たちでするしかありません。自主監理ってやつですね。あー、今までいろいろトラブルありましたが、これ以上なにが起きるって言うんだろう。
でも、何とかなるっていうか、大工の段取りの下、少しずつ家は出来てきています。ちょっとずつ取り溜めした写真を紹介。
外壁は黒の窯業系サイディング。
まだこれは半分しか貼っていませんね。
電気配線も入っています。
通す隙間もないので、針に穴を開けざるを得ません(泣)
さて、これはなんでしょう。
なんと男性用トイレ。便器の大きさを考慮せずに窓を計画したため、便器と窓がかぶさってしまいます。仕方がないのでトイレは狭くなりますが壁を内側に立てて、そこに便器を設置することになりました。新築の家なのにぶっさいくなトイレになってしまいました。窓の開閉もやりにくそうです。
階段もつきました。
この日は上半分。今は全部ついているそうです。
3階のフローリングも完了。
石膏ボードを搬入できないので壁よりも先に床の施工になっています。
2階の寝室の建具も据え付けています。
右側の階段の下も物入れです。
今は石膏ボードも搬入したので、これから壁作りですね。しばらくブログも書けていませんでしたが、少しずつ家は進んでいます。
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はじめまして!
過去記事を全部読んではいませんが、大変なことになってしまいましたね。
ここまでにも心労が多かったことととお察しいたします。
しかし、Oさんも随分プロ意識のない方ですね。
構造とか大丈夫ですか?
一度第三者機関に確認してもらっておいてはどうでしょうか?
もちろん費用はOさん側で。
こういう業界の人は、トラブル用に保険に入っているようですよ。
この事態の原因はOさんなのだから、安心できるよう対策/請求するものはしっかりしましょう。
我が家も現場監督を替えました。
一応バックのHMが責任もって対応してくれましたが、交代前の傷跡(間違った部分)は今も見る度心痛みます。
大工さんが良心的のようなのが、救いですね。
事態が改善して、楽しく家作りできますように。
投稿: shonangirl | 2007年10月19日 (金) 08時14分
shonangirlさん、コメントありがとうございます。
家作りがこんなに大変だとは思いませんでした。ってすでに普通じゃない域ですけど。
構造は、建築士自らは行っておらず、別途外部に委託しているので大丈夫でしょう。大工も「なんでここまで頑丈に作ってるんだ?」と言っています。過剰にしてしまったので梁や柱が邪魔になった?ような感じらしいです。
大工さんが昔かたぎで義理人情厚くやってくれるので助かっています。トイレや天井は住んでいる限り気にはなってしまうのでしょうね。
これからもブログで報告していきますので見守ってくださいね。
投稿: かりゅう | 2007年10月20日 (土) 14時26分